本屋さんの中 上海書城
上海書城は、上海一の大型書店である。
すなわち、中国でも有数の書店であろう。
「城」の名のとおり、福州路にそびえる10階建てくらいの大型ビルである。上から下まで、本がびっしり。
新宿の本屋さんでもかなわないかも。
わー、すごーい、すごーい、と2日に分けて通った。(ホテルから徒歩5分だったし)
文学のフロアでは
中国の現代作家を中心に、韓国の現代作家、アメリカの現代作家の作品が多い。ロシアのも少なくなかった。
(ロシア関係の情報はやはり多い。オリンピックニュースで、外国選手の活躍というと、まずロシアが映った。)
中国の現代作家、文革のころの作品とか、どう扱われてるか、もっとよく見てくればよかった。あと、人気作家の名前も、しっかり控えてくるのであった。
日本のは、「海辺のカフカ」が1階の正面に平積みだった。あと、外国文学のコーナーで、江國香織、渡辺淳一、大江健三郎。林真理子のエッセイや松井なつきのエッセイ漫画もあった。
韓国の現代作家が元気な印象を受けた。スペースは日本文学より広い。
韓国の学園小説が人気のようで、山積み。駅にもポスター貼ってあった。
外国文学では、日本文学より韓国文学のほうがスペースも広いし目立つ感じだった。
『ダ・ヴィンチ・コード』は、外国文学のフロアに入った一番目立つところ。
『ハリー・ポッター』も平積み。
文学の元気のよさは、日本の比ではない。
ビジネス書は、アメリカからの翻訳が目立った。日本のは、うーん、気がつかなかった。
あまりしっかりチェックしなかった;;
思想のコーナーに「毛沢東研究」がどんっとあって、ココは中国だなあ、と思う。(2度通ったけど、人はいなかった。)
語学学習のコーナーでは、やはり、英語がメイン。売り場面積は英語8割、その他2割、というかんじ。「その他」の面積配分は、1位ロシア語、2,3位ドイツ語と日本語、4位スペイン語、という感じかな。日本語のスペースはさほど広くないけど、たいてい人がいて、関心は高そう。
英語の辞書は、英国・アメリカ(オックスフォードとロングマン)のが多くて、中国独自の辞書はさほど勢力があるわけではなさそうな印象。
・・・あ、学参の辞書コーナーなら、中国で発行してる辞書もあったかも!見なかったや。
9月から新学年なので、学習書のコーナーは大賑わい。
友達連れ、お母さんと来てる子、など。
携帯電話で、「○○は**元で、△△はXX元なんだけど、どっちがいいと思う?」と相談してる子も。
英語の学習参考書は、日本の受験参考書によく似てた。
文法説明、読解。
文法の説明のしかたは、日本の参考書にそっくり。
(構文を取り上げて説明をして、例文を2,3挙げる。練習問題で定着。)
読解は、大量にどんどん読ませる雰囲気。
日本の大学入試の英語は最近やさしくなってる印象が強いので、中国のを見ると、わー、すごいボリュームと濃度!と思う。
中国語(いわゆる「国語教育」)の教材は、作文対策のようなのが多くて驚いた。学年ごとに、多種多様。
雑誌・実用書コーナーで人がいつもいるなあ、と感じたのは、「インテリア」と「料理」。健康本はレジ周辺に多し。
旅行ブームを反映して、旅行ガイドや紀行文のコーナーは、小さめの本屋さんでは、手に取りやすいポジションにあった。
そうそう、上海では、街角ごとに旅行代理店がある印象だった。
上海書城は広すぎて、2日ではとても全部回りきれない。ふー。
以上、通過したコーナーの印象のみ。
#書城の前には、キャッチセールスの人がいるのだ。何屋さんか知らないけど。わたしが中国でキャッチセールスを見たのはココだけだった。なれなれしく近づいてくる手法はいずこも同じ。


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