「死ぬまでにしたい10のこと」
死ぬまでにしたい10のこと
公式サイト
http://www.shinumade10.jp/main.html
アマゾンDVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001CGNJY/250-9784055-5067404
週末に台風が来るので、家で見ようと借りてきたDVD。
窓の外の雨音と映画の雨音がシンクロして不思議な感じだった。
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23歳のアンは、余命2,3ヶ月と宣告される。
彼女には夫と6歳と4歳になる二人の娘がいる。
自分の命の期限を周りに隠し通すことを心に決め、彼女は死ぬまでにしたい10のことをリストアップしてそれを実現していく。
アンの誠実さと冷静さがしみじみと暖かくて、重いテーマだけど切なく暗くなりすぎない。
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"My life without me"という原題がまさに彼女のリストのテーマである。
彼女は、自分がいなくなった後の家族や周りの人たちの生活が穏やかなものであるように願う。
その一方で、残された今"My life with me"を生き生きと楽しもうとする。
娘たちにメッセージを残し、娘たちを託せる新しいママを見つけ、自分のおしゃれをし、夫以外の人と恋をする。
彼女は死に直面しているというより、to doリストの中にいる。
自分の病気を知る前のアンは、中国語の勉強をしていた。清掃の仕事中もヘッドフォンでレッスンを聞き、自動車を運転するときもテープを流していた。アンの母は「普通に音楽をかければいいのに」と呆れていた。
(レッスンは初級のもので「あなたは映画が好きですか?」とか。わたしは、レッスンテープの音が聞こえてきたとたん、せりふよりそっちに意識が行ってしまった。今のわたしの耳には、英語より中国語のほうがキャッチしやすいん
だなあ。)
それが、病院に行ってからは、ふっつりと中国語の勉強はやめてしまう。
歌を口ずさみ、車の中で音楽のテープを聴き、街なかの音に耳を傾ける。
9月のラジオ中国語講座入門編のやりとり
天使: 你有時間玩儿ma?
悪魔: 我只有時間玩儿。
について、
遠藤先生は「ほんとうにしたいことのための時間はあるものですね」
とコメントしていた。そうだなあ。誰にだって時間は等しく与えられている。
「時間がない」のではない。
それが「ほんとうにしたい」ことか、
自分は「ほんとうにしたいことのために」時間を割いているかを見つめなおす
ことだ。
雨粒のようにこぼれていく時間を無駄にはしたくないなあ。
カナダの映画には、生死を静かに見つめ繊細に描く佳作が多いと感じるが、
カナダ独自の精神性とか世界観とか、関係あるのだろうか。


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